先生にキレられる

妻と息子がリビングで話していた。
ちょっと様子がいつもと違う。
学校でなんかあったみたい。
いつもならスルーするところ。
反抗期だからあんまり刺激しないでと妻には釘を刺されていたから。
声をかけると案の定、話したくないと。
妻も息子を刺激してほしくない雰囲気だったけど、
只事じゃない感じだったので突っ込んでみた。
内容はこうだ。
A先生の授業で、息子が何かのルールを確認しにいった。
ルールは前から決まっていたことだった。
再度聞きに行ったことで先生は不満に思ったらしい。
そこでA先生が
「俺を悪者にする気か!」
といい、別室に息子を連れて行ったそう。
そこで顔を近づけて「舐めてんのか?」と威圧され、20分ほど説教されたらしい。
怖かったし、後半は何を言われたかも覚えていないという。
これを聞いた妻は激怒。絶対に許さないと。
でも息子は学校には言ってほしくないという。
さて、どうしたものか?
息子の話だけ聞くと、先生はヤバい奴ってなるけど、
私立でそんなヤバい先生いるのかなー。
しかも長年その学校にいるみたいだし。
彼の話ではとんでもない大人に見える。
多分そこまでじゃないけど、彼からしたらそう見えるのだろうね。まだ中学生だから。
処世術としては、変な大人っていて、そういう人には近づかないのが一番。
気に入られようとか、その人が言っていることが全て正しいと思っちゃだめだよと伝えて、一旦様子をみようということになった。
翌日。なんとなく違和感が残る。
これ、そのままにしておいたらまた同じことが起こるのではないか?
さすがに2回も同じようなことが起こったら心に傷が残る。
それだけは避けたい。
帰ってから妻に提案した。学校に伝えた方がいいんじゃないのかって。
ちょうどその週の土曜日に保護者会がある。
その時に担任の先生に話してみてはと。
妻は感情が高まりすぎてちゃんと伝えられる自信がないという。
じゃあ手紙を書いて読んでもらったらいいんじゃない?って提案したら、お父さんが書いてと。
まあ、そうなるよねー。
こちらの要求はまた同じことが起こらないようにすること。
その先生を懲らしめることじゃない。
書く上で気をつけたのがヤバい親だと思われないこと。
手紙を書いている時点で十分ヤバい親かもしれませんが、
担任の先生が協力しようと思える内容になるよう心がけた。
手紙の内容は、
・息子から聞いた内容のこと
・息子が悪い点もあるはずだが、本人はわからないと言っていること
・今回、指導が行きすぎている部分があったと思うこと
・息子は学校に行くのが楽しいらしく、これをつづけされてやりたいこと
という流れ。
手紙を読んだ妻は、怒りと悲しさでウルウル。
今からそうなりますか…
ちょっと心配になります。
当日の段取りについても流れを決めた。
まず先生に、うまく伝えられる自信がないと伝えて、
手紙を渡す。
手紙を読んだら、先生の方からいろいろ話してくれるはずだから
それに答えるだけでいい。
うまく伝えられるか心配している妻に
「明日は70点くらい相手に伝わればいいから」
とアドバイスして保護者会にのぞんだ。
保護者会から帰ってきて妻は、
「70点は取れたんじゃないかな」とちょっと満足げな顔。
今回の件は、A先生から担任の先生にも伝わっていたらしく、
そのことでしたかということだったみたい。
聞いたら、息子の不貞腐れた態度が気に入らなかったようで、
それを注意したとのこと。
「舐めてんのか!」とか威圧したとかまではわかりませんが、
息子も調子乗ってたんじゃないのかな。
彼、そういうとこあるから。
時間が経って冷静に考えると、
ちょっと詰められただけでパワハラだって騒ぐのもおかしかったなと思います。
息子の方こそ悪かったと感じるところが多いです。
これはコロナ禍の影響もあると思う。
外部との交流もなく、部活もやってないから上下関係もわからないまま成長しちゃってるんでしょうね。
それと僕の方にも…。
息子から二年間無視され、妻から刺激しないでって言われ、
あんまり関わらず放置してたけど、これがあまり良い結果を生んでいなかったな。
彼にとっても僕にとっても。
先生ごめんなさい。
これからはちゃんと躾していきます。
-------------------------------------------------------------
今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
僕が中学生の時、社会で温厚な先生を激怒させたことがあった。
確か、歴史の人物だったと思う。
「秋葉、この人物わかるか?」
「見たことも聞いたこともありません」
「なんだその答え方は!わかりませんでいいだろ!」
(チーン)
大人を甘くみてました!調子乗ってました!
あの先生、いい先生だったなー。
-------------------------------------------------------------
++++++++++++++++++++++++

+ このブログは毎週水曜日9時の
+ メルマガにて配信しております。
+ ご希望の方はこちらよりご登録ください。
+ ■週刊秋葉塾「昨日より少しマシな自分」

++++++++++++++++++++++++
カテゴリー
BLOG
月一名作会
新卒採用
おしらせ
アーカイブ
  • 2024年5月
1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 31

pagetop