黒子のバスケの作者から学んだこと

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人気が取れなきゃ即終了、という厳しい世界で連載が決まった時、
一つ心に決めたことがあります。
「どうせやんなら出し惜しみしねーで、倒れるんなら前のめりにいったらぁ」
めでたくゴールテープを切れるかもしれないし、
遥か手前でコケるかもしれません。
そんなわけで・・・
まずは全力スタートの漫画です。
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これは、人気漫画「黒子のバスケ」の第一巻の表紙裏に書いてある
作者藤巻忠俊さんのご挨拶です。
スラムダンク世代の僕は、黒子のバスケは敬遠していました。
(テニスの王子様的な非現実的なイメージがあったので…)
実際に読んでみて、第一巻から全力疾走から伝わってきます。
このまま行って大丈夫なの?
ほんとに息切れしそうだ。
と感じましたが、現在17巻まで読んでみて、壁にぶち当たりながらも衰えていません。
(ちなみに全30巻あります)
漫画は、創設2年目のバスケ部が、伝説の5人(キセキの世代)に挑む内容です。
強豪校と戦う主人公たちは、常に全力で、出し惜しみしていません。
100%を出した後、
「もう打つ手なし」
の状態になって初めて、新たなヒラメキが生まれる。
それをクリアするために練習する。
その繰り返しで、少しずつ成長していっています。
この主人公たちと作者の心境は、とてもシンクロしているように感じます。
作者の漫画の描き方を見て、
自分の成長を一番阻害しているのは
「出し惜しみ」
なんじゃないかなと思います。
全力でぶつかるというのは、頭ではわかりますが、なかなか難しいことです。
全力でぶつかって負けた場合、すべてを否定された気分になります。
そうならないためにも、少し言い訳部分を残しておきたい。
誰でもそう思うのではないでしょうか?
しかし、そうすることで、
本当に必要なものはいつまでたっても目の前に現れてきません。
「嫌だけど、全力を出し切る」
まずはこのマインドがなければ、本当の成長なんてありえないわけです。
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「どうせやんなら出し惜しみしねーで、倒れるんなら前のめりにいったらぁ」
めでたくゴールテープを切れるかもしれないし、
遥か手前でコケるかもしれません。
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忘れてはいけないことです。
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