これから組織に必要な3つの要素

産業革命以前、産業の中心は農業(第一次産業)でした。
産業革命後、農業から製造業(第二次産業)へと産業の中心が変わっていきます。
その後、経済成長に合わせて、サービス業(第三次産業)が活性化していきます。
そして現在、クリエイティブ産業が増えてきました。
クリエイティブ産業とは、クリエイティブな職業、つまり知識が必要な職業での仕事のことをいいます。
書籍「クリエイティブ・クラスの世紀」によると、
アメリカの労働者全体の約30%がクリエイティブ産業で働いているそうです。
収入別で比較すると、
●クリエイティブ産業・・・・47%
●サービス業・・・・30%
●製造業・・・・23%
になるそうです。
約半分がクリエイティブな職業で収入を上げているということです。
これを見ると、今後生きていくには、知識力がないといけないことがわかりますね。
しかもこれからの時代、AIとの共存になりますから、単純な知識力では勝負になりません。
経験という知識力が必要な時代に突入です。
安全な場所で知識を得るということができない時代になっちゃいましたね。
これからは、クリエイティブ・クラスの人たちと一緒に仕事をしていかなければいけません。
この本では、今後の経済成長には三つのTが必要だといっています。
1.Technology(テクノロジー)技術
2.Talent(タレント) 才能
3.Tolerance(トレランス)寛容性
中でも重要なものは、【寛容性】だと感じます。
この本では、さまざまな人種や国籍の人といい仕事をするためにはどうしたらいいのかという視点で書かれおり、
寛容性は、経済成長のために不可欠だといっています。
これは、組織にも同じことが言え、組織の成長のために不可欠なことでもあります。
寛容性とは、
●差異を受け入れ、生産的に吸収していくこと。
●標準から外れたアイディアは情報に寛容であること。
●開放的で、包容力があること。
僕達の時代は、寛容性とは真逆の教育を受けてきたと思います。
しかし、これからの時代は違うのです。
差異を受け入れ、標準を疑い、開放的で、包容力がなければ、
組織としての成長は望めないのです。
「寛容性」
組織における大きなテーマだと感じます。
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