AIにとって代わられる職業について思うこと

2018年卒の就活生が選ぶ人気企業が発表されました。
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<キャリタス就活2018>
https://job.career-tasu.jp/2018/guide/study/ranking/
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一番人気はみずほフィナンシャルグループ。
銀行関係は毎年人気で、安定性を重視する傾向が強いように感じます。
僕が就職活動をしていた1996年の人気企業はJTBでした。
2018年も10位に入っているので、根強い人気ですね。
20年前と比べて大きく違うのは、マスコミや広告関係の人気が低いことです。
僕たちの時代はテレビや広告関係が人気。
僕もマスコミ関係を希望していました。
テレビCMをつくったり、番組を作ったりしたいと思い、専門学校にも通っていました。
就活中は電通や博報堂といった広告代理店、テレビ局や放送局関係などいろいろ受けましたが、
結果は全滅(笑)
もし入社していたら、別の人生でしたね。
ちなみに2018年のマスコミ関係の一番人気は博報堂で24位。
NHKが50位。電通は58位。
やっぱり残業問題の影響が大きいんでしょうか?
話は変わりますが、2014年にオックスフォード大学が認定した、
後10年で「消える職業」「なくなる仕事」というものがあります。
あれから3年が経ち、
野村総合研究所と有名な論文のオズボーン氏らとの共同研究から
AIによってなくなる仕事・なくならない仕事を再定義しました。
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<AIによって10年後なくなる仕事なくならない仕事を200職業分類>
https://minnkane.com/news/1877
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なくなる仕事・職業の特長として、専門性の低い職業やデータ分析などの仕事が挙げられています。
【なくなる仕事・職業】
●銀行窓口係・受付係・人事系事務員
●タクシー運転手・路線バス運転者
●機械工
●警備員・駅務員・駐車場管理人
●ビル清掃員・ホテル客室員・列車清掃員
一方、なくならない仕事・職業として、芸術に関するものや0から1を生み出すものとして挙げられています。
【なくならない仕事・職業】
●アートディレクター・各種デザイナー
●バーテンダー・観光バスガイド・学校カウンセラー
●外科医・内科医・獣医師
●小学校教員・中学校教員
●ペンション経営者・レストラン支配人
でも、これってどうでしょうか?
クリエイティブな仕事でもAIに絶対やられてしまうと思いませんか?
クリエイターとAIがCM制作対決を行ったり、モーツァルトの作曲をAIが行ったりと、
すでに芸術の世界にもAIが導入されています。
そして、ある程度の成果を出しています(制作スピードという面では凌駕しているかもしれませんね)。
これからの職選びというのは、AIが台頭してくる世の中での職種・仕事選びになります。
おそらくここに挙げられた仕事のほとんどは無くなるか、減っていくでしょう。
でも、その職業に就いた人は職を失うのでしょうか?
そんなことはありません。
「価値ある人間」になっていれば、仕事に困ることはないはずです。
大事なことは、仕事をしていた時間を「自分の価値」に変えているかどうかです。
今は個人の価値観やライフワークバランスが重視されていますが、
価値ある人間になるには、それ相応の時間が必要です。
いろいろ我慢して、自分に投資した方がいいのはそのためです。
AIが台頭してくる世の中。
未来の職業のことを心配するのは意味がありません。
何故ならば、AIにとって代わられるのは職業ではなく「人」だからです。
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