牛頭天王ご開帳

土曜日に竹寺(埼玉県飯能市)にお参りに行ってきました。
竹寺は神仏習合のお寺で「牛頭天王(ごずてんとう)が祀られています。
牛頭天王は、本地仏としては薬師如来、神道ではスサノオ神と同体であるとされている神仏習合の神です。
疫病を防ぐ神であり、祇園精舎の守護神でもあります。
12年に一度、ご開帳されるのですが、それが丑年である今年。
牛とかかわりが深い牛頭天王。
しかも丑年生まれである私。
これは行かねば!って思ってしまいました。
竹寺は飯能市の山奥にあります。家から車で2時間ほどかかります。
標高は500メートルくらいだそうです。
途中電波も届かなかったり、一方通行の細い道を通っていかなければいけなかったり、かなりの急な坂道だったりと、なかなか大変な道のりです。
10時ごろに竹寺に到着。
思ったより人は少なかった。
雲ひとつない天気。
風も穏やかで空気も気持ちがいい。
なんとなく出迎えてもらったような気分。
本殿に向かう途中に茅の輪(ちのわ)があります。
茅の輪には、魔除けや病気除け、生まれ変わるという意味があります。
「はらいたまえ、きよめたまえ、みそぎたまえ」
と念じながらくぐっていきます。
そしていよいよご開帳されている本殿へ。
お参りの方法は少し特殊で
「やりたいこと」
「願いたいこと」
「祈りたいこと」
の3つを書いて念じます。
これは神様との約束であるから責任を持つようにとのこと。
やりたいこと・願いたいこと・祈りたいことを一つずつ出せと言われると案外困ります。
車の中でずっと考えていたのですが、どうもしっくり来ず。
なんとかひねり出したのですが、あれでよかったのかなーなんて思っています。
お昼ご飯まで時間があったので山頂にある鐘楼堂を目指します。
急な坂道を20分くらい登った先にある鐘楼堂。
誰もいないし、シーンとしている中に、除夜の鐘で鳴らすような鐘が置いてある。
恐る恐る鐘をならしてみる。
「もっと思いっきり鳴らしておけばよかったな」とちょっと後悔。
本殿に戻ってきて精進料理をいただく。
精進料理は初体験。
そば、紅葉の天ぷら、ふきのとう、ゆずとくずの蒸しまんじゅう、わらびなど、
肉や魚がなくても十分たのしめました。
お守りを買うことも今回の目的のひとつ。
「蘇民将来」という古式の形が残る六角形お守りが有名で、
それを会社用と家用で2本購入。
結構人気のようで、大きいものは来年にならないと手に入らないとのこと。
弾丸で行ってきた竹寺のお参り。
ご開帳の最終日が12月12日。
このことを知ったのが12月10日。
11日、ちょうど予定が空いていたということもありますが、
勢いで行ってきて良かったと思います。
「やりたいこと」
「願いたいこと」
「祈りたいこと」
を真剣に考えました。
こういう時間をもつことは、私たち現代人には必要なことのように思います。
実際に体験してみて、わざわざ遠くまで行って参拝することはいいことだなと思いました。
新しい年を迎えるにあたり、いいお祓いができたような気がします。
今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
山奥で何にもないお寺なのに、精進料理の予約はGoogleフォーム。
支払いはPaypayが使えました。
神社もIT化が進んでるんですね。

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