楽しむには努力が必要

今年の箱根駅伝、面白かったですね。
青山学院死角なしだと思われていたのですが、
東洋大学の往路優勝、そして、東海大学の逆転総合優勝と、
今年は見なくてもいいかなぁ～って思っていたのですが、結局２日間見ちゃいました。

翌日ZIPに出演していた東海大学の選手たち。
特に印象的だったのが、
東海大学の小松陽平さんのコメントでした。
彼は3年生で初の箱根駅伝。
8区を走った彼は２位で襷を渡されると、東洋大学の1年鈴木宗孝さんに追いつき、そのまま並走を続けます。
20kmのタイムで比べた場合、1年生の鈴木さんは小松さんよりも力は上。
最初は慎重に進めて、後半一気に突き放して区間新記録をとりました。

彼はZIPで
「初めての箱根駅伝はとても楽しかった。いい思いだけだった。」
そう言っていました。
本当に走るのが楽しかったということが表情からも伝わってきました。

以前桂歌丸さんが
「楽したいから苦しむんだ」って言っていました。
言っていることはわかるのですが、なんか腑に落ちていかなかった。
苦しまなければ、楽できないような印象を持っていたからだと思います。

師匠に教えてもらった言葉があります。
「楽しむには、努力が必要」
・単語がわからなければ、英語を楽しめない。
・泳ぎ方がわからなければ、長く泳ぐのはしんどいだけ。
・体力がなければ、山登りは楽しくない
・毎回同じショットを打てなければ、ゴルフは付き合いでしかない。
・仕事の基礎ができていなければ、仕事そのものを楽しめない。
挙げればキリがないですね。

楽しもうと思ったら、自分に力をつければいい。
それだけだと。
小松くんも力がついたからメンバーにも選ばれ、楽しめたのだと思います。

こう考えると、努力することって楽しいことのように思えますよね。
「努力＝楽しむための準備」
というイメージでしょうか。

そして、「努力＝苦労する」ということではありません。
力をつける方法はいくらでもあるし、工夫すれば、楽しみながら力をつけることだってできる。

もし、今を楽しめていないのであれば、それは力が足りていないだけということ。
解決方法は簡単ですね。

今週も週刊秋葉塾をお読みいただきありがとうございました。
成人式っていつも天気が悪いイメージですが、今回はよかったですね。
としまえんに遊びにいったら新成人でいっぱいでした。
晴れやかでいいですね。

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