感謝のことば

先日の全豪での大坂なおみ選手の試合は素晴らしかったですね。
1セット取って一気に行くと思ったのですが、
クビトバ選手の勝負を諦めない心に負けて最終セットへ。
そこから気持ちを切り替えて優勝。
世界ランク1位にもなりました。
大坂なおみ選手が日本人として活動している理由は、
ジュニアの頃に日本チームに目をかけてもらった恩義があるからみたいですね。
【二重国籍の大坂なおみが日本登録で出場する理由とは】
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190127-00460516-nksports-spo
こういうの、大事だと思います。

さて試合もそうですが、僕自身は試合後のクビトバ選手のインタビューが素晴らしかったと思いました。
クビトバ選手は、ウインブルドン2回優勝、全仏ベスト4、全米ベスト8という実績を持った選手。
しかし、2016年12月に強盗に襲われ、聞き手の左手に大怪我を負います。
手術は3時間45分もの時間を要し、神経と腱を修復するものだったようです。
そして無事2017年に復帰しました。
インタビューで彼女は、決勝まで来られてプレーできたのは周りのサポートがあったからだということをとうとうと話します
心からそう思っていることが伝わる、
彼女自身の言葉でつくられたインタビューでした。
大阪なおみ選手のインタビューでも同じようにチームへの感謝を伝える内容でしたね。
プレー中の精神年齢が3歳児といわれた彼女ですが、今大会はメンタルの成長を見ることができました。
いい時も悪い時も平常心でいることを心がけてプレーしているように感じました。
精神面での成長が、彼女のパフォーマンスを最大限に引き出したことは明らかですね。
周りのサポートでここまで来られた
だから、感謝の言葉が出てくる。
二人とも大きなことがあったから、素直に言葉にできるのだと思う。
でも忘れちゃいけないのが、僕らはいつも誰かに支えられながら生きているということ。
大きな事件がないと当たり前過ぎて気づかないし、自分の力で生きているってたまに勘違いしてしまう「自分がいるから成り立っているんだ」という感覚。
でもそうじゃない。
日本にはとてもいい言葉があります。
「おかげさま」
====================================
おかげさまは、他人から受ける利益や恩恵を意味する「お陰」に「様」をつけて、丁寧にした言葉である。
古くから「陰」は神仏などの偉大なものの陰で、その庇護(ひご)を受ける意味として使われている。
これは、「御影(みかげ)」が「神霊」や「みたま」「死んだ人の姿や肖像」を意味することにも通じる。
接頭語に「お」がついて、「おかげ」となったのは室町時代末頃からで、
悪い影響をこうむった時にも「おかげさま」が使われるようになったのは江戸時代からである。
(言語由来辞典より)
====================================
人は神にもなれば、悪魔にもなります。
要は自分の心のあり方ということです。
いつも「おかげ」と思っていることは大切なのです。
ついつい忘れちゃうけどね。

今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございます。
もう1月も終わりですね。
気を抜いたらあっという間に「半年終わってた」なんてことになりますので、
前半飛ばしていきたいですね。
カテゴリー
BLOG
月一名作会
新卒採用
おしらせ
アーカイブ
  • 2024年4月
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30

pagetop