リソース以上はできない

東大阪のセブンイレブンが時短営業を行うということでニュースになっていますね。
家族で経営していたそうですが、
奥さんが亡くなられて、大学生のアルバイトの人が卒業。
これ以上は続けられないということでの決断のようです。

人手不足が本当に深刻になってきました。
年中無休や24時間営業が当たり前でしたが、
もはやそうではなくなってきたということです。

ビジネスにおいて
「人＝リソース」
です。

人がいなければ、今までのやり方を変えないといけないわけです。
事業縮小や時短といった選択は
事業を継続していく上で必要なことなのです。

だからこそ、人材を増やしていくことが大切。
でも、なかなかいい人材は来てくれません。
新卒を採用して育てるという選択もありますが、
仕事で求められる難易度が上がっていますから、
教育にかかる時間も長くなります。
経営者にとっては頭の痛い問題です。

でも、この環境は変えられないわけですよね。
この前提を踏まえて事業の成長を考えなければいけない。
つまり、焦らずコツコツとリソースを増やしていくしかないのです。

人気店が一気に人気が無くなる理由は、
注文が殺到して品質を担保できなくなるからです。
リソース以上のことをすると、必ず品質が落ちます。
その結果、事業が継続できなくなるわけです。

大事なことは「品質」
ここをちゃんと抑えながら人材を育成し、
人口が減っていく日本という市場を上手に活用することが
これからのビジネスで求められるセンスではないでしょうか。

今週も週刊秋葉塾をお読みいただきありがとうございました。
息子の花粉症がひどいので、空気清浄機を購入しました。
効いているような、効いていないような。

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