ポートランド視察記

ポートランド

資本主義も終わりに来ていて、
これからは新しい時代に突入していく。
そんな中で、
自分のこだわりを仕事にしていたり、
新しいコミュニティをビジネスに取り入れたり、
古いものをリメイクしてビジネスをしている地域がある。
それが「ポートランド」。
メディアが発信している情報は本当にそうなのか?
経営者13人で、先週ポートランドの視察に行ってきました。
実際に行ってみての感想は、新しいものなんて一つもなかった。
のんびり過ごしているアートとセンスを許された地方都市という感じ。
そして、好きなことを優先している人は、経済的な自由を放棄しているという現実。
以前は都会で働いていて、疲れてポートランドに来ている人も多い。
そして、ホームレスも多く、若い人も公園で寝ている人が多かった。
ビジネスも、個人でやっていたり、規模も小さくやっている人が多い。
自由度を優先して、経済的な豊かさはあまり優先しないという空気感。
資本主義の次の時代はまだどうなるかわからない。
全てが試行錯誤。
しかし、着実に次の時代が来ている。
人それぞれが、画一的な価値観から、
自分自身のプライオリティを明確にして、
職業や生き方を選択する世の中になっていくという兆しは感じる。
人は人、自分は自分。
そんな多様な価値観を、みんなが受け止めながら
尊重する世の中になるんだろう。
国や行政も、そういう動きをしていくんだと思う。
ちなみにポートランドは、
資源(木)が豊富、消費税なし、
行政は、ホームレスへの炊き出しを一日5回行っているそうです。
これからは自分の価値観にあった都市も選ぶという視点。
そして、常に自分で生き方を決めなければいけない世の中。
そういう意味で、
ポートランドは、次の時代の入り口なのかもしれない。
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