ちゃんと練習しないと

きちんとした「姿勢」

クリーニングに出していたスーツのズボンが破けて帰ってきた。
直しをお願いしたところ、1回目の修理はひどいもの。
製法を変えるといって持ち帰ってから2ヶ月経っても連絡がない。
問い合わせたところ、忘れていたとのこと。
あまりの怠慢さに、
「もう必要ありません。買い取りにしてください」
といったところ、謝罪しにきました。
今までの対応は妻に任せていたので、僕は初めて会う人。
そのエリアを管轄しているという男性で、30代前半って感じの人だった。
会うなり、ズボンの状態とこれまでの経緯を話し出す。
ちょ、ちょっと待って。
あんた誰?
しかも、名刺も出さない。
妻から話の分からない人だと聞いていましたが、
これほどとは。。。
この人にこれ以上言ってもしょうがないので、
ズボンと買い取り分の金額を受け取り帰って頂きました。
帰った後、思いました。
「あの人、来る前に、ちゃんとクレーム対応の練習してきたのだろうか?」
芝居の舞台では
場当たり→ゲネプロ→本番
という流れで、本番に向かいます。
バスケをしている時、練習で7割入るシュートは
本番では3割しか入らないと教えられました。
準備しても、本番ではその半分も力を発揮できないことを、中学の時に学びました。
できない人に限って、ぶっつけ本番で何とかなると思う傾向が強いと思う。
頭の中でシミュレーションしたことで十分だと思ってしまうからだろう。
今回の担当者からも、その匂いを感じた。
クレーム対応は謝ればいいというわけではない。
誠意を見せればいいというわけではない。
きちんとした「姿勢」を見せるべきなんだと思う。
人は主観的に物事を考えるように出来ています。
だから、自分の都合を優先してしまいがちです。
練習すれば、
今回のような初歩的なミスには必ず気づくはずです。
うまくやる、やらないではなく、
客観的な視点を手にいれることが大事。
だから、ちゃんと事前練習をすることが必要なのです。
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