不況に強いビジネスの作り方

先日、融資の相談で日本政策金融公庫に行ってきました。
開店と同時に行きましたが、すぐに長蛇の列。
新宿だけで面談待ちが2,000人。書類の未開封が3,000通だそうです。
僕は運良く滑り込めて、5月から融資が受けられそうです。
こんな状況なので、今回は真面目な話。
稲盛さんの箴言集にある言葉
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不況は成長のチャンス
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意味はこう。
会社は不況というものを境に体質改善・強化をし、次の飛躍に備えることで発展していきます。
厳しい冬を耐えた桜が、春になって素晴らしい花を咲かせるのと同じように、会社も不況をバネに大きく発展していくのです。不況はつらく、苦しいものですが、次の飛躍へのステップとする絶好の機会としなくてはなりません。
そして、不況が厳しければ厳しいほど、明るく前向きな態度で、全員一丸となって創意工夫を重ね、努力を続け、難局を乗り切っていくことが大切です。
また、稲盛さんはこういう言葉も残しています。
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土俵の真ん中で相撲をとる
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経営において、土俵際ではなく、まだ余裕のある土俵の真ん中で相撲をしなさいという意味。
土俵際に追い詰められ、苦し紛れに技をかけるから、勇足になったり、際どい判定で負けたりする。
だから、企業財務において「常にお金のことについて心配しなくても、安心して仕事ができるようにすべきだ」ということを言っています。
僕たちが今やらなければいけないことは、
今の状態をなんとか耐え凌ぎ、そして、コロナ後の世界を想像して、どうやって立ち上がっていくかを全員一丸となって考えることです。全員一丸となってです。
テレワークのため、どうしてもコミュニケーションが取りづらい。また、ある程度自主性に任せなくてはいけないので、自分のペースで仕事を進めてしまう。
こうなるのは当然ですが、絶対に許してはいけません。許してしまっては、コロナ後の世界で生きていけないと思うからです。
松下幸之助さんは、「ダム式経営」の講演で、
「どうやったらそのような余裕のある経営ができるのでしょうか?」と聞かれた時に、
「そんな方法は私も知りませんのや。
でも、余裕がなけりゃいかんと思わないといけませんな」
と答えたそうです。
今回のことでわかりました。
もっともっと、余裕を持ってビジネスをしなければいけなかったのだと。
では、どうやって蓄えを増やす?
どんな方法がある?
まずは、思わにゃいかんのです。
全員が一丸となって。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
不況に強いビジネスとAIにやられない職業って、結局同じ答えなんだと思います。
そんなの、わかんないの。蓄えがあれば、どっちにもやられないの。
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