こんにちは、2020年度新卒社員の岩下です。
この記事では、私・岩下がSC社員のみなさんの素顔を調査して、ご紹介いたします!
第二回目はディレクターチームのリーダーをされている嵯峨さん。
実は、私のブラザーである前嶋先輩のブラザー!SCの第一号新卒入社の社員でもあります。
そんな嵯峨さんのSC社員としての素顔とは…?
岩下: SC初の新卒入社をした嵯峨さんが思う、入社当初から今までのSCの変化を教えて下さい。
嵯峨:「新人さんがより早いタイミングでクライアントの案件に携わることができる環境」にシフトしてきたなと思います。
近年は、新卒の子でも入社2か月後くらいには、案件に携わることができるんですけど。
それは、教育がしっかりにできるようになったからなんです。
でも、私が入ったのは、中途社員しか採ってなかった時だったから、教育の根本的な考え方が違って。
「採用した人の能力が会社にどういう風に役立つのか」っていう視点だったんですよ。
だから私が入ったときは一から教育、っていうよりも新人ができることを点の状態でバンバン振られていたっていう感じだったので。
しっかり教育を受けてる下の子たちがうらやましいなって思ってます(笑)
岩下:入社当初苦労したことはなんですか?
嵯峨:特定のブラザーがいなかったのですごい苦労して…。
いろんな人がいろんなこと言うんですよ。どっちが正しいのみたいな(笑)
当時は、「先輩の言うことは何でも絶対正しい!」みたいな気持ちがあってので、あまり頭を使って考えていなくて、言われたとおりの仕事をしてました。
そうすると、誰かには褒められるけど、誰かには注意されるって感じで…。
岩下:昔を振り返ってみて、その時どうすればよかったと思いますか?
嵯峨:今振り返ると、結局それって能動的に考えて仕事してなかったなと思います。
仕事の意味を理解してやっていれば、指示された作業への質問もできただろうし。
別の人に違う指示をされたときに、そのまま言われた通りに切り替えるのではなくて、言われた要素を取り入れて二人が納得するような形にすればいいって考えは、一つひとつの仕事の意味を考えるようになって生まれてきた発想です。
岩下:その話を聞くと、今ブラザーがいて、軸にできる人がいるのってとても良いなと思います!
嵯峨:そうですね!そうそう!
誰か先輩に聞かなきゃっていうときにこれは誰に聞けばいいんだ?みたいなことが…
それでいろんな人に聞いちゃって、いろんなこと言われて、結局どうすんの?みたいな感じになるから(笑)
でも今ってブラザーに聞けばいいじゃない?
だからそういう意味で、お兄ちゃんお姉ちゃん的な存在がいるのって気持ち的にだいぶ違うんじゃないかなって気がします。
岩下:はい、ブラザー制度があるおかげで何でも気軽に聞けるので、ありがたいなって思ってます!
嵯峨:でも、ブラザー制度って実は試行錯誤で。
前まではブラザーの考えが100%になっちゃうっていうか、人による教え方の偏りがあって。
でも、岩下くんたちの代は、土台としてまず一緒に研修受けて、プラスアルファのところをブラザーが補うみたいになってて。
共通で教えたいことは標準化できるようになったので、良かったです。
教える側も効率的になったし、今はブラザー制度 ver.2.0って感じですね(笑)
岩下:ブラザーとして教育していた前嶋さんの印象を教えてください。
嵯峨:前嶋さんは、私と全然タイプ違う子だったんですよ。
「真面目!しっかりしてる!」って感じ。
私ほんとに不真面目でダメ人間なんですけど(笑)
だから、「なんてちゃんとしてる子なんだ…!」と思って。
しかも、最初前嶋さんってあんまり笑わなかったんですよ。
だから「私のこのノリうざいかな…?」とか不安になっちゃって(笑)
岩下:ブラザー制度を通して前嶋さんへの印象は変化しましたか?
嵯峨:一緒に仕事をしてって、私とは違うところが得意な前嶋さんと一緒に仕事ができるってことにすごく幸せを感じていて。
自分と合う人とやるのは楽だけど、自分と全く違う人間性の人とやることで、自分にできないことがその人にはできるんですよ!
なので、前嶋さんに関しては、私と得意なことも興味のあることもやり方も結構違うんだけど、いま一緒のチームにいてくれてよかったし、頼もしいなって思ってます!
やっぱり大事だなって思ったのがコミュニケーションを積極的にとるってことで。
真面目だなと思ってたから、私もしっかりしなきゃって思って、(自分的には)あんまり雑談もしなかったんですよ。
でも、ブラザーって一対一の人間関係で、先輩後輩の関係ってほんとに人それぞれなんで、それを意識して自分らしいコミュニケーションをとらないと。
それをやっていったら、向こうも前嶋さんらしいところを出してくれるようになって、結果として、私と前嶋さんの関係が出来上がりましたね。
前嶋さんが会社に慣れてきて、面白いところが出るようになったのもあるんだけど(笑)
「こういなきゃいけない!」って思っていると、ずっとうわべだけのコミュニケーションをしちゃうから、それだと永遠に仲良くなれないし、仕事もうまくいかないなって思いましたね。
岩下:嵯峨さんが仕事をする上で大切にしている考えを教えてください。
嵯峨:私、今ディレクターチームを取り仕切る立場なので、その上で大切にしてる考えなんですけど。
ディレクターチーム7人が集まって、7のものを生み出すんじゃなくて、7以上の力がチームとして発揮できれば一番いいなって考えています。
それぞれが100%の力を引き出せるような適材適所の仕事を振って、その人の持ってる価値を一番引き出せるような人員配置をするってことです。
さらに、やってもらってる人たち自身にも「自分はこれができないからあの人より劣ってる」っていうよりも「私にはこれができる」っていう考えで、チームで働く中で自分がチームに一番貢献できるやり方っていうのを見つけていってもらいたくて。
全部のことを完璧にできる必要はなくて、みんなでやるってことの意味をしっかり考えてほしくて。
私自身も考えていかなきゃなって思っています。
岩下:嵯峨さんが今挑戦している仕事と、今後の目標・ビジョンを教えてください。
嵯峨:今は、運用の仕事をさせていただいている会社さんがいくつかあります。
運用っていうのは、ウェブサイトを作った後に、改修したりとか更新を続けていくことをいうんですけど。
私は、サイトを作った段階で満足できないんですね。
それを世の中にとって意味のあるものとか、ユーザーに価値のあるものにしていくには運用ってフェーズが必要だと思っていて。
なので、そういう仕事をもっともっと増やしていきたいし、そのためにいろんなことを知らなきゃいけないし、頭の中に発想を持てなきゃいけないと思ってて。
お客さんと長くお付き合いを続けていくっていう仕事を増やしていきたいですね。
岩下:その実現のために具体的にどういうことに取り組んでいますか?
嵯峨:一番は、お客さんに「ホントに嵯峨さんって頼りになるな」って思って貰えるような対応をいつ何時も全てにおいてやれるように心がけること!
難しい話になったら「とりあえず嵯峨さんに相談したら、きっといい感じに進めてくれるはず!」って印象を持ってもらえるよう励んでます!