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#新卒から見たSC

SC社員の素顔とは? 石村常務編

2020.06.29

こんにちは、2020年度新卒社員の岩下です。
この記事では、私・岩下がSC社員のみなさんの素顔を調査して、ご紹介いたします!

第三回目はSC役員メンバーの一人、石村常務。
SCには常務研修という、常務が研修担当として新入社員に3~5日間という長い時間をかけて教育をするという独自の研修があります。
また、営業としても活躍されていたり、部活に参加されていたりと、新入社員が常務とかかわる場面は非常に多いのです。

そこで今回は、研修担当、役員、営業、そして部活メンバーなど、SC内で様々な顔を持つ石村常務の素顔を暴きます!



岩下
:常務研修という独自の研修を導入した意図や目的を教えてください。

石村:私が社会で生きてきた中で学び取った生の情報を教えたいと言うのが大きな目的です。
私は社会経験として、大企業から中堅企業、そしてベンチャー企業とあらゆる規模の企業を経験してきました。
この研修で教える内容というのはその社会経験の中から学び取ってきた、生きたノウハウです。
決して本だとか、研修だとかで得られるものではありません。
私の経験を通して「こういう理由があるから、このルールがあるんだ」と腑に落ちてもらうような「正しいノウハウ」を伝えて、「明日から役立つもの」を身につけてもらいたいというのが一番大きいですね。

岩下:おっしゃるとおりで、常務研修では全て内容に「常務ご自身の経験」が踏まえられていて、私自身、とても「腑に落ちる」と感じていました。

石村:SCは「若いのにしっかりしてる会社だな」と思われたいんですよ。
そのためにはやはり、私自身の経験から話せるリアルな情報、ノウハウを身につけて、活用していただくことに一番価値があるのかなと思っています。

岩下:新卒採用を導入されてから、SCの考えや雰囲気などに良い変化はありましたか?

石村:新卒を採用したことによる変化としては、組織全体が、より「組織らしく」成長しました。
何故かというと、中途採用しかしていなかった時は、社員同士がお互いに教え合うという同列の関係だったのが、右も左も分からない新卒が入社してからは、既存社員が「教える側」に回るわけです。
そうすると意識改革が起きて、組織がより階層的になってまとまるんですね。

岩下:意識改革、つまり教える側になることで自戒ができるようになるということですね。

石村:そう。簡単に言うと、教える方が成長するんですよ。
教える側は、情報を整理したうえで発信しないといけないので、教わる側より倍の労力が必要になります。
だから一人ひとりが考えるようになった、見られている意識を持って行動が変わったことで、組織がより機動的になって成長スピードが上がりましたね。

岩下:そんな組織的に成長をしてきたSCの中で変わらない信念のようなものはありますか。

石村:何よりも変わってはいけないのは、カッコよく言うと「ベンチャースピリッツ」です。
つまりは、社員一人一人が成長意欲を強く持つということ。
成長していきたいという意欲やモチベーションは、どの階層(新卒、先輩、部長、役員)の人でも変わらず持っていないといけないものだと思いますね。

「教わってないからできないです」とか「適当にやっていこう」って思う人は、うちの会社には合わない。
少数精鋭でやっている会社だから、一人ひとりに「前のめりで転んでいこう」というモチベーションや意欲がないと、組織が機能していかないし、成長もできません。
「成長して、上に登っていきたいです!」っていう前向きなやる気は、捨ててはいけないと思うし、前に転んでいく姿勢がSCらしいと思うので。
そういう人たちと一緒に働いていくのがすごく楽しいと思っていますから、変わってほしくないと思いますね。
もちろん私自身、それはすごく意識していることです。

岩下:採用ではどのような考えを持った方々にエントリーして欲しい考えていますか?

石村:「成長意欲を持っている人」「素直な人」「行動を改められる人」、この3つです。
以前から採用テーマに掲げている「素直な人」というのはすごく重要ですね。
人の意見をきちんと聞ける人というのは、他人を受け入れる度量を持っている人だと思いますし、人としての幅も広がると思います。
そして、他人の意見を受けて「行動を改められる人」も大事です。
それがあればどんな世の中でも戦っていけると思いますよ。

岩下:入ってきた方々にはどのような成長を期待していますか。

石村:会社を引っ張っていってもらう存在になってもらいたいよね。
うちは年功序列でもないし、できる人はどんどん上に上がっていく組織だから。
会社全体を動かして引っ張っていけるような、そんな人材になれると思います。
自分の成長と会社の成長が直結していることを肌で感じてもらえる会社だと思うので、そういう意識をもってガンガン進んでもらいたいなと思いますね。

岩下:石村常務が営業として仕事をする上で大切にしている考えはありますか?

石村:私たちは、お客様ありきの商売なんです。
営業というと、売りつけるみたいなイメージがあると思うんですけど、SCはそうではなくて。
どんな目的を達成したいのか、というお客様の課題を突き止めて、その課題を解決する商品を作り出すということですね。
なので私は、お客さんによって自分を七変化できるような柔軟性を持った人間でありたいと思って活動しています。
どんな考え方にも対応できる機動力を持ち合わせていないと、事細かな課題まで解決できませんから。

岩下:自分を七変化させる柔軟性を手に入れるにはどのようなものが必要ですか。

石村:2つあって、1つは圧倒的な経験値、2つ目はその経験を自分のこととして受け入れる度量です。
自分の幅を広げるには、経験しかないんですよ。
社会では、自分と全く真逆の人とも関わらなきゃいけない。
そこを「この人とは合わないから離れておこう」みたいな選別をしていると、振れ幅が少なくなるので、私はそういうことは一切しません。
「そういう考えを持っている人がいるんだな」と自分の中で受け止めて吸収していく。
そうすることで、大体営業場面で出会う人たちは「経験している人」になる。
「こういう考えの人会ったことあるな」と思うだけで余裕が生まれるわけです。
いろんな人の考えを受け入れて、人としての度量が増えると、自分の中での正解が増えていきます。

今年の研修でも「遊びからでも仕事になる。たくさん経験したほうがいい」と伝えたと思うけれど。
それも同じことで、仕事以外にもたくさんの経験をして、その中でいろんな考えの人に出会って、いろんな価値観を吸収してほしい。
そうして人としての自分の幅を広げてくれれば、それが結果、仕事に活きてくると思いますよ。

岩下:「苦手」と思って離れてしまうと、ずっと「苦手」なままですものね。

石村:そう。プライベートではそうすればいいけれども、社会においては「苦手な人」というものを避けては通れない。
それは社内においてもそうです。
苦手な人に会ったら、「こういう人もいるんだ」という気持ちで経験として学ばせていただいてると思ってください。
自分と違う価値観を持った人と付き合ったという経験値を得ておけば、物事に動じなくなるし、対応力も必然的についてきます。
なので、他人を受け入れる姿勢というのが一番重要だと思いますね。

岩下:石村常務はサーフィン部に参加されていますが、部活などの社内交流にはどんな魅力がありますか。

石村:仕事仲間のプライベートの面を知れるというのがとても大きいと思います。
職場では見られない一面を知ることによって、その人のことも深く知れますし、価値観も理解できるようになる。
結果、自分自身の幅もすごく広がっていく。それが一番大きいと思いますね。

SCには「楽しく仕事をするためには、もっともっとお互いのことを知ったほうがいいよね」って感覚があるから、そういう意味で部活を活用してもらうのは良いことだと思います。
サーフィン部だけじゃなくて、アイアンマン部※とか、ラーメン部とか、SCには部活がいろいろありますから。

※アイアンマンを目指してみんなでトレーニングをする部活です!

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