上り坂と下り坂

最近目が悪くなってきました。
今まで裸眼で1.2くらいあったのが今は0.7。
老眼も進んじゃって近くのものが見えにくい。特に夜になると眼鏡ないとキツイなーって感じる今日この頃。
僕の目、いままでよく頑張ってくれたなって思います。だいぶ酷使してきたのにね。
こういう体の変化を感じると、いよいよ喪失の時期に入ってきたんだなーって感じます。
ちょっと悲しくなりますね。でもこれはどうしようもない。人間だもの。
上りは大変だけど楽しかった。
下りは楽だけどなんか寂しい。
5月9日で50歳になりました。
30代はいろんなものを獲得していく人生だったと思う。会社も立ち上げたし、結婚もして子供もできた。スタッフも増え、オフィスも大きくしていった。
40歳になった。この調子で行けなかった40代。なんとなくこのままの勢いでいってはいけないと感じた。イケイケどんどんのつもりでいたけど、内部の不安定さを感じて組織作りに勤しんだ。
よーく自分の周りを見てみたら、たくさんの綻びがあって、それは30代に突き進んできた結果であって、このまま突き進むのはまずいなって感じたんだっけ。それまでやっていた外部向けのセミナーやコンサルもやめて内に籠って行った。
40代を振り返って一言集約してみる。
浮かんできた言葉は「地味」
いろいろやってはきましたよ。採用だって教育だって力入れたし、事務所だって引っ越したし。
子供の受験とか、自分の健康とか、趣味のゴルフとか。
でも、なんだか想定内なんですよね。
今、宮古島に来ています。自分の人生の振り返りとこれからのことを考えた上で事業計画を作るためです。
孔子は「50にして天命を知る」
と言った。
佐藤一斎は「その数(すう)皆前にさだまれり」(運命はすでに定まっている)といった。
天命とはサトヤ(サンスクリット語)
サトヤは「諦」の訳語で「明らかに見る」という意味
もう一度、よーく観察してみる。
頼りにされていることはなにか?
気づかないふりをしたものは?
見ようとしなかったものは?
美しいと感じるものは?
なんに夢中になれた?
この辺りにヒントがありそうだ。
今週、宮古島でゆっくり自分と向き合っていきます。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
なんだか50代も「地味だったな」になりそうな予感がする。。。
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