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選ばれる採用パンフレット!作成のポイントや掲載すべき内容を解説
- 採用パンフレット
- 採用パンフレット制作

「合同説明会で配布しても学生の反応がいまいち」「他社のパンフレットと比べて見劣りしてしまう」といった悩みを抱えていませんか。採用活動において、パンフレットは求職者に企業の魅力を深く伝える重要なツールですが、ただ情報を並べるだけでは手に取ってもらえません。
選ばれる採用パンフレットを作成するためには、ターゲットの心理に響くデザインや、入社意欲を高めるコンテンツの設計が不可欠です。今回の記事では、求職者の記憶に残り、志望度を向上させる採用パンフレット作成のポイントから、掲載しておきたい具体的な内容まで詳しく解説します。
採用パンフレットの制作や改善を検討している採用担当者の方は、ぜひ参考にしてください。
選ばれる採用パンフレットの条件

数多くの企業が参加する合同説明会やイベントにおいて、求職者は短時間で大量の情報に触れることになります。その中で「この会社いいな」と感じてもらい、手元に残してもらうためには、明確な条件を満たす必要があります。
- ・ターゲット人材への的確なメッセージ
- ・企業文化が伝わるビジュアル表現
- ・競合他社との明確な差別化
- ・採用ブランディングでの役割
単に見栄えが良いだけでなく、戦略的に設計されたパンフレットこそが、採用成功への架け橋となります。
ターゲット人材への的確なメッセージ
選ばれるパンフレットにするための第一歩は、「誰に何を伝えたいか」を明確にすることです。新卒採用と中途採用では求職者が知りたい情報が異なりますし、職種によっても関心のポイントは変わってきます。
ターゲットが曖昧なまま制作を進めると、誰の心にも響かない当たり障りのない内容になってしまいます。例えば、自ら課題解決できる人材を求めているなら「挑戦と成長」を、協調性を重視するなら「チームワーク」を前面に出すなど、ターゲットの志向に合わせたメッセージ設計が不可欠です。
企業文化が伝わるビジュアル表現
採用パンフレットにおいて、ビジュアル表現は言葉以上に強い印象を与える要素です。企業の雰囲気や働く人の表情、オフィスの空気感といった要素は、写真やデザインを通じて直感的に伝わります。
求職者は文章を読む前に、まずパンフレット全体の印象で「この会社で働きたいか」を判断するため、第一印象の設計が重要になります。作り込まれたイメージ写真よりも、会議の風景や休憩時間の自然な表情など、リアルな職場環境を想像できる写真を使用することで、入社後のギャップを感じにくくなるでしょう。
競合他社との明確な差別化
採用市場では多くの企業が優秀な人材を求めており、求職者は常に複数の企業を比較検討しています。他社と似たような内容では記憶に残らず、選考の土俵にすら上がれない可能性があります。
差別化のポイントは、企業の独自性を具体的なエピソードや数字で示すことです。「風通しの良い社風」という抽象的な表現ではなく、「入社3年目でプロジェクトリーダーに抜擢」といった具体例を示すことで説得力が高まります。自社の課題や弱みも含めて誠実に伝えることで、信頼感が生まれることもあります。
採用ブランディングでの役割
採用パンフレットは単なる情報提供ツールではなく、企業の採用ブランドを形成する重要な要素です。採用サイトやSNS、説明会での発信内容と連動していることが大切です。それぞれの媒体で異なるメッセージを発信してしまうと、求職者は企業の実像が掴めず、不信感を抱いてしまいます。パンフレットで示した企業理念や価値観が、他の採用活動でも一貫して表現されることで、採用ブランドの信頼性が高まります。
採用パンフレットに掲載すべき内容
採用パンフレットの効果を最大化するためには、求職者が知りたい情報を適切に盛り込むことが不可欠です。情報不足は理解を妨げ、情報過多は読む気を失わせてしまいます。
- ・企業理念とビジョンのストーリー
- ・事業内容と仕事の具体的イメージ
- ・社員インタビューとキャリア事例
- ・働く環境と福利厚生の詳細
- ・募集要項と選考プロセス
これらの要素を単に羅列するのではなく、ストーリー性を持たせて構成することで、求職者は企業への理解を深めやすくなります。
企業理念とビジョンのストーリー
企業理念やビジョンは、単に文字として並べるだけでは求職者の心には響きません。なぜその理念が生まれたのか、どのような想いが込められているのかというストーリーを添えることで、企業の本質が伝わりやすくなります。創業者や経営者の言葉を通じて、企業が目指す方向性を語ることで、理念に共感した人材の応募につながります。
事業内容と仕事の具体的イメージ
入社後にどのような仕事に携わるのかは、求職者が最も関心を持つ情報です。専門用語を避けて分かりやすく伝えることが重要になります。職種ごとの業務内容を詳しく紹介し、営業職なら顧客への提案内容、エンジニア職なら使用技術について触れることで、求職者は自分の適性を判断しやすくなります。
社員インタビューとキャリア事例
実際に働いている社員の声は、企業側の説明だけでは伝わりにくいリアルな職場の雰囲気ややりがいを伝えてくれます。多様なバックグラウンドや職種の社員を取り上げることで、幅広い求職者が自分と重ね合わせやすくなります。入社から現在に至るまでのキャリアパスを示すことで、長期的な成長イメージを持ってもらいやすくなります。
働く環境と福利厚生の詳細
働く環境や福利厚生は、求職者が企業を選ぶ上で重要な判断材料となります。制度の名称を列挙するだけでなく、実際にどのように活用されているのかを示すことで信頼性が高まります。オフィス環境についても、写真を交えながら具体的に紹介することで、働く場のイメージが湧きやすくなります。
募集要項と選考プロセス
どれだけ内容が魅力的でも、「どう応募したらよいか」が分からなければ行動にはつながりません。募集職種ごとの応募条件や勤務地、給与などの基本情報を見やすく整理し、エントリーから内定までの選考プロセスを図で示しておくと、応募後の流れがイメージしやすくなります。問い合わせ窓口や採用サイトへのQRコードを掲載し、次のアクションへスムーズに誘導する導線設計も重要です。
選ばれる採用パンフレット作成の進め方
効果的な採用パンフレットを作成するためには、いきなりデザインを始めるのではなく、事前の準備と設計が重要です。適切な手順を踏むことで、制作進行がスムーズになり、完成物のクオリティも向上します。
- ・採用課題の整理とペルソナ設計
- ・コンセプトとメッセージ軸の策定
- ・情報収集と素材準備
- ・制作スケジュールと体制構築
企画から完成までの流れを4つのステップで解説します。
採用課題の整理とペルソナ設計
まずは現状の採用課題を「母集団が集まらない」「内定辞退が多い」といった具体的な言葉で整理します。課題が見えたら、年齢や学歴だけでなく、性格や就職活動で重視するポイントまで含めたペルソナを設計します。
ここで詳しく設定するほど、次のコンセプト策定や原稿制作がスムーズに進みます。
コンセプトとメッセージ軸の策定
次に、パンフレット全体を貫くコンセプトとメッセージ軸を策定します。コンセプトとは、パンフレットを通じて何を伝えたいのか、どのような印象を持ってもらいたいのかという方向性のことです。メッセージ軸は、企業の強みや魅力を言語化したものです。「挑戦を後押しする文化」や「専門性を深められる環境」といった軸を設定することで、一貫性が保たれます。
情報収集と素材準備
コンセプトが固まったら、必要な情報や素材を集めていきます。企業情報や制度に関するデータは最新のものを確認し、正確性を担保することが重要です。社員インタビューでは、事前に質問項目を準備し、リラックスした雰囲気で対話することで本音を引き出します。写真はパンフレットの印象を大きく左右するため、コンセプトに沿った質の高い素材を用意することをおすすめします。
制作スケジュールと体制構築
採用パンフレットの制作には、企画から完成まで一般的に2〜3ヶ月程度を見込む必要があります。採用活動のピークに合わせて配布したい場合は、逆算してスケジュールを組むことが大切です。各工程の責任者と期限を明確にすることで、プロジェクトが円滑に進みます。
効果的なデザインと表現のポイント

デザインは内容と同じくらい重要な要素です。情報が良くても、見づらかったり企業イメージと合っていなかったりすると、求職者の興味を引くことはできません。
企業ブランドと読みやすさの両立
採用パンフレットのデザインは、企業の既存のブランドイメージと一貫性を持たせることが重要です。ロゴやカラー、フォントを踏襲することで、求職者は企業全体の統一感を感じられ、信頼性や安定感が伝わりやすくなります。一方で、求職者という特定のターゲットに向けた媒体であるため、親しみやすさや温かみを加えることも効果的です。
読みやすいレイアウトを設計することも不可欠です。情報が詰め込まれすぎていると、読む気を失わせてしまいます。適度な余白を設けることで視覚的な圧迫感を軽減し、重要な情報に目が行きやすくなります。文字のサイズやフォントも読みやすさに大きく影響するため、自然な視線の流れに沿ってレイアウトを組むことが大切です。
写真と紙質による印象づくり
写真は企業の雰囲気を伝える重要な要素です。実際に働いている社員の表情や職場の様子を撮影した写真を使用することで、求職者はリアルな働く環境をイメージできます。多様な社員を登場させることで、幅広い求職者が自分の居場所を見つけやすくなります。
紙質や印刷の仕上げも、パンフレットの印象を左右します。高級感を出したい場合は厚手の用紙、親しみやすさを重視する場合は柔らかい手触りの用紙など、コンセプトに合わせて選定することをおすすめします。実際に手に取ったときの質感が、企業のイメージ形成に寄与します。
採用パンフレットの活用方法
素晴らしいパンフレットが完成しても、ただ置いておくだけでは効果は半減します。求職者との接点に合わせて、適切なタイミングと方法で活用することが重要です。
説明会や面接での効果的な使い方
合同説明会では、配布だけでなく呼び込みツールとしても活用できます。表紙のインパクトで興味を惹き、立ち話の中で見せながら説明することで、着席率を高めるきっかけになります。個別の説明会や面接の待ち時間には、パンフレットを読んでもらうことで企業理解を深められます。
デジタル版や採用サイトとの連携
近年は、紙だけでなくデジタル版を用意する企業も増えています。PDFやデジタルブック形式で公開することで、遠方の求職者や説明会に参加できなかった人にも情報を届けられます。デジタル版では動画やリンクを埋め込むなど、紙ではできない表現も可能です。紙のパンフレットで興味を持った求職者が採用サイトを訪れ、より詳細な情報を確認するといった、メディア間の連携を意識した導線設計が効果的です。
SNSやオンライン採用での活用
SNSを活用した採用活動において、パンフレットの内容を発信することも有効です。社員インタビューの一部を投稿したり、オフィス写真をシェアしたりすることで、より多くの求職者に魅力を伝えられます。オンライン説明会では、事前にデジタル版を送付しておくことで、説明会中に参照してもらえます。
R-Boxの採用パンフレット制作サービス
採用パンフレットは、見た目を整えるだけでなく「誰に、何を、どの場面で届けるか」まで考えることで、はじめて力を発揮します。ソフトコミュニケーションズのR-Boxでは、採用ターゲットや伝える順序を整理しながら、説明会や面接、オンライン採用など、実際の場面で使いやすい形に落とし込む制作を支援しています。
採用ターゲットを踏まえた設計
R-Boxでは、制作に入る前の段階で、採用ターゲットと採用課題を丁寧に言語化していきます。新卒採用と中途採用では、応募者が知りたい情報や不安に感じる点が異なるため、同じ内容をそのまま並べても十分には伝わりません。ターゲットを踏まえて伝えるべき順序や強調するポイントを整理することで、パンフレット全体のストーリーが描きやすくなります。
取材・撮影を含む制作体制
説得力のある採用パンフレットをつくるうえで、現場の声や職場の空気感が伝わる素材は欠かせません。R-Boxでは、社員への取材や撮影にも対応しており、企業の実像が伝わるコンテンツづくりを行っています。取材内容をもとにライターが原稿を構成するため、各企業ならではのエピソードや背景が自然なかたちで反映されやすい点も特徴です。
R-Boxがこれまで手がけた採用パンフレットの制作事例は、制作事例ページからご確認いただけます。業種や企業規模もさまざまですので、制作イメージを掴む際の参考にしてください。
採用パンフレットの事例はこちら
採用サイトとの連携展開
R-Boxでは、パンフレット制作で整理した訴求軸や取材素材を採用サイト制作にも転用できる形で設計しています。パンフレットと採用サイトで同じ方向性のメッセージを発信できると、接触のたびに印象が積み重なり、「この会社はこういう企業だ」というイメージが揃いやすくなります。
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採用パンフレット制作に関するよくある質問

採用パンフレットの制作を検討していると、費用や期間、内製と外注のどちらがよいかなど、共通する疑問が生まれやすくなります。
制作期間と費用の目安はどれくらいか
制作期間は、企画から印刷・納品まで一般的に2〜3ヶ月程度を見込む必要があります。企画や情報収集、デザイン、校正といった工程を経て完成するため、採用活動の開始時期から逆算して早めに動き出すことが大切です。
費用については、ページ数や部数、デザインの複雑さによって大きく異なります。R-Boxの採用パンフレット制作は、A4仕上がり6ページ・500部・撮影・取材・ライティング込みで300,000円〜となっています。ページ数や部数、オプション内容によって費用は変わるため、詳細はお問い合わせください。
内製と外注のメリットは何か
内製の最大のメリットはコストを抑えられることです。社内にスキルを持つ人材がいれば、費用をかけずに制作でき、修正や更新も柔軟に対応できます。一方で、デザインや文章作成の専門性が必要になるため、担当者の負担が大きくなることもあります。
外注する場合は、プロのデザイナーやライターが関わるため、質の高い成果物が期待できます。客観的な視点から企業の魅力を引き出してもらえるため、求職者に響く内容になりやすいでしょう。予算や社内のリソースに合わせて、最適な方法を選択することが重要です。
まとめ | 選ばれる採用パンフレットで優秀な人材獲得を実現
選ばれる採用パンフレットを作成するためには、ターゲットとなる求職者を明確にし、企業の魅力を的確に伝えることが不可欠です。単に情報を並べるだけでなく、求職者の視点に立って「何を知りたいのか」「どのような情報があれば入社を検討できるのか」を考えることが重要です。
制作の進め方としては、採用課題の整理からペルソナ設計、コンセプト策定、情報収集、制作という流れを踏むことで、一貫性のあるパンフレットが完成します。完成後は、説明会や面接、デジタル版での配信など、さまざまな場面で活用することで、より多くの求職者にリーチできるでしょう。
ソフトコミュニケーションズのR-Boxでは、採用ターゲットを踏まえた設計から取材・撮影、採用サイトとの連携展開まで、採用パンフレット制作を支援しています。選ばれる採用パンフレットを通じて、優秀な人材の獲得を実現してください。