才能と情熱

10月から新しい期が始まりました。
先月で10年間頑張ってくれたリーダーが退職。この3年間、彼を中心に組織を作ってきましたので、今期は大きな変革が必要な年となりました。
「彼が抜けた穴を誰が埋めるのか?」
そう考えがちですが、この時点で半分以上失敗に突き進んでいます。
替えを持ってくるという思考は考えるのを放棄した思考です。
人が抜けたら一から考え直さなければいけません。
つまり、今いるメンバーでどうやったら最高のパフォーマンスが出せるのかということを必死に考えるということです。
一ついい例があります。日本女子バスケの話。
2020年12月。193cmのエース渡嘉敷来夢が怪我で戦線離脱しました。
そこから6ヶ月でトム・ホーバス監督は別の顔のチームを作り上げました。
“身長の低い日本が勝つには、スピード。40分間ずっと走り続けなければいけない”
これに磨きをかける。というか、これしか戦う選択がなくなったということ。
それにプラスして3ポイントの精度を上げること。
40分間走り続けて3ポイントの精度もあげるということは生半可なことではできません。相当ハードなトレーニングをしてきたのだと思います。
結果、日本女子バスケは銀メダルという輝かしい結果を残しました。だからそれをまねるということではありません。学ぶべきは、今あるリソースの中で最大限のパフォーマンスを出すにはどうすればいいのか?という視点です。
日本女子バスケは、エースが抜けたことでより日本の良さを引き出すことができました。
それがうまいようにハマって結果を残せたのだと思います。危ない試合ありましたからね。
当社は若い組織です。経験の少ないスタッフも多い。そのなかで最大のパフォーマンスを出すには?そう考えていた時、ある言葉と出会いました。
「情熱と才能を解き放て!」
Yahoo!元社長の宮内さんが使っていた言葉です。
今の当社にぴったりだと直感的に思いました。
知識や経験不足は情熱で補うことができます。
才能は人のためにどう使うかということで威力を発揮します。
そして一人ではやらない。組織でやっているわけですからチームで動く。
得意な分野は得意な人に相談しながら進める。
そうすることで有機的にお客様に価値を提供できると思ったのです。
今月、中期経営計画発表会があります。
スタッフにはどういう情熱と才能を解き放つかを考えてきてもらっています。
僕自身、彼が辞めたことで、新しい組織(チーム)を作るという情熱が一気に高まりました。そして僕の才能は周りの人を活かすために使っていきます。
18期はこれをしっかりやり切る期にしたい。
そう考えています。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
ホーバス監督のトレーニング方法ですが、攻撃のフォーメーションだけでも数十通りにのぼるため、プレーの約束事を書いた紙を体育館の壁に貼り付け、受験勉強のようだったようです。
全ては「徹底した組織力を磨くため」
勉強になります。
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