今風の滑り

「アキバッチはオールドな滑りだね」
「オールドなすべり・・・?」
4年ぶりのスキー。
小学生の頃からやっていたスキーには結構自信がありました。
ウェーデルンできますから(上級者の滑り方ね)
気持ちよく良く滑っていたところで言われたのが「オールドな滑り」
別のコトバだというと「バブル期の滑り」だそう。
父に教わった自慢の滑りを否定された。古いと言われた。
ちょっと悲しい。
では、新しい滑りとはどんなものなのか?
昔の板は長くて固くて真っ直ぐなものでした。
地面を蹴るように滑るのがセオリー。足もピッタリ揃えるのが上級者の滑りでした。
それが今の板は、太めで短く、ターンしやすいような板になっています(カービングスキーと呼ばれています)。
出始めたのは20年ほど前。
その頃から知っていたのですが、スキー下手な人が使う道具と馬鹿にしていました。
足は閉じず、上下運動は少なくして、遠心力でターンするという滑り方。
これが今風の滑り方になっていました。
オールドの滑りはターンで地面を蹴る分、ちょっとスピードが落ちるのですが、
今風の滑りは、低い姿勢で、ターンで加速していく。
めっちゃかっこいいんです。
正直、スキーはもういいやって思っていたんです。
もうこれ以上上達しないだろうし。
しかし、道具が変わると滑りも変わる。トレンドも変わる。
スキー上級者から中級者にランクダウンした感じ。
なんか、一気にやる気になっちゃって、スキーが面白くなっちゃいました。
こんなことならもっと早くからやっておけばよかった・・・
情熱の再燃です。
「うるせぇ、俺はオールドな滑りでいいんだ!」
って意固地にならなくてよかった。
この辺の柔軟さは、まだ残っていたようです。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
あれからYouTubeで動画も見るようになりました。
カービングスキーも欲しい。
チェーンも買おうか迷っています。
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