どうすれば口コミって増えるの?

最近、スマホで注文する飲食店増えてきましたね。
QRコード読み込んで注文するタイプ。
これねー、僕嫌いなんですよ。

こないだ焼肉屋行ったらこれだった。
料理はいいんですよ。美味しいし、肉のメニューもたくさんあるし。
でもなんでしょうね。
効率とかコストカットを考えてスマホのメニューにしたのはわかるのよ。
スタッフ教育も必要ない。
メニュー印刷するコストもカットできる。
写真が入っているから選びやすい。
いい、いいのよ、普通の頭で考えると。
でもね、酔っ払った時は普通の時とは違うのよ。
いちいちスマホ立ち上げなきゃいけないし、
後半は酔っ払ってくるのでもっとめんどくさく感じちゃう。

飲みの場って雰囲気含めて楽しむ場だと思うんです。
タッチパネルなら、みんなで「どれにする?」っていう会話ができるけど、
スマホだと、おのおのがメニューを見て決めるからなんか味気ない。
そして注文したものが正確にテーブルに運ばれてくる。
なんかブロイラーになった気分だ。
星のリゾートの星野社長はマーケティングチームとの会議でいつも白熱するらしい。
マーケティングチームはいい口コミを増やしたいと思っている。
一方星野社長は口コミを操作するなという。
みなさんが口コミ(カキコミ)する時ってどういう時ですか?
とってもよかった時かとっても悪かった時のどっちかじゃないですか?
だから星野社長は感動を与えられるサービスが大切だという。
事前期待が高すぎたら感動にならない。
期待を持たせつつも、いい意味で裏切ることで口コミが増えるということだ。
いい口コミは大事だが、悪い口コミも大事だという。
期待を裏切るという意味では確かにそうかもしれない。
内角にズドンとストレートを投げられたような衝撃を受けた。

こないだ行った焼肉屋のことを思い出す。
元気のいい店員さんに注文して、
どの肉がオススメなのか聞けて、
少し会話できたらもっと美味いって感じたかもしれない。
おかわりいかがですか?と声かけられたらお願いしちゃうし、
オススメ紹介されたら頼んじゃうから、客単価だって上がったと思う。

スマホでの注文が何で味気ないのかわかった気がする。
意外性がないのだ。
コストダウンと効率化は大事。
でもね、多少めんどくさいくらいがちょうどいいんじゃないかな?
飲食店は美味しいものを食べるためだけの場所じゃない。
やっぱり店員さんに直接注文したいじゃないですか。
ウーロンハイくださいとか。
たまに間違っちゃったっていいんです。
そういうの許してあげるのが飲みの席でしょ。
効率追求してつまらなくなるのはよくないよね。

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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
若い人たちはスマホで注文することに違和感ってないんですかね?
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