未来からの逆算

先週末、毎年恒例の幹部合宿in富浦を行いました。
目的は来期の計画を立てるというものです。
以前は役員3人で行っていたのですが、
最近はマネージャーとリーダーにも参加してもらうようになりました。
初日は9時半〜17時半までお昼休憩を挟んでガッツリ。
2日目は9時半〜12時まで残りをやるというのが恒例。
いつもは来期のこと(特に数字計画)について考えることが多いのですが、せっかく上の人たち(時給の高い人たちね)が一泊二日使って集まるのだから、数字のことだけ考えるのはつまらないし、もったいない。
今年はちょっと変えようと考えていました。
今回のテーマは「未来から逆算して考えてみる」
未来を想像し、未来を語り、
その上で現在地をみて計画を立てるという順番にしてみたかった。
僕が描くビジョンは「デジタルマーケティング×クリエイティブ×開発」
このビジョンはパーパスである
『Web戦略の絶対的パートナーであること』
を実現するためのビジョン。
パーパスを掲げて1年経ってみた時に、やっと見つかったパーツだ。
今回の合宿を有意義なものにするためには事前のマインドセットが大事だと考えた。いきなり未来について語られてもびっくりされるだけ。
1週間前、僕が想像する3年後・5年後の未来を共有。
どんな事業をやっていて
どんなスタッフがいて
3年後どんな売り上げを上げているか?
僕がこうしたら楽しいだろうな、ワクワクするだろうなということを語り、
それを合宿までに発酵させてきてねというお願いをしたわけです。
当日に議論したのはこんな内容
●パーパス、ビジョン、ミッション、バリューの確認
●事業部制の導入
●それに伴う人員補強
●それに伴う選択と集中(やめることを決める)
●教育と定着と愛着
●顧客と数字計画の確認
●会社のブランディング

今までは、現在地から考えて、そのための不足を埋めるためにどうするかを議論していたから、全く逆のアプローチ。戸惑いもあったと思う。
現在地から不足を埋めるとなると、どうしても今の状態に引っ張られてしまうし、視点が短期的になる。
未来の想像から考えると、なりたい姿のためにどうする必要があるかという視点になり、自ずと長期的に考えられるようになる。
会議の序盤は、どうしても現場の状況に意識が引っ張られてしまって、これだと無理だとか、今は難しいというニュアンスの発言が出てしまっていました。それはしょうがないことです。
でも、せっかく遠くまで来てやるんだから、未来から考えていこうよと常に問いかけました。
やっていくと徐々にみんなの頭が未来にアジャストしてきて、無理とか難しいという発想が減り、何が不足していて、どうやれば埋まっていくのかという発言が多くなっていった。頭いいよね、うちのスタッフ。
具体的なことは何も決まらなかったが、未来を共有できたという感覚は強く残っている。今回はそれだけで十分。心がつながれば半分は成功したようなもの。細かい部分の落とし込みは東京に帰ってからやればいい。
振り返ってみると、僕自身、会社を継続していくことに主軸を置いていた。
毎年なんとか利益を残そうという気持ちが強かった。
そのためか、僕自身の視点が短期すぎていたと思う。
長い目で見たときに、勝ち続けるって難しい。
休んだり、チカラを貯める時期は必ず必要だ。
成功している人って、こういうことを意識的にやっているんだろうな。
今回の合宿は僕にとっても大きな成果だ。
もっと早くに気づくべきだったと反省するけど、そもそも小さくまとめようとする癖があるからしょうがないか。そろそろ直したい癖だ。
今後は、お客さんも喜び、みんなも活躍できる環境を作って、
成長戦略を進んでいくつもりです。
当社のパーパスにのっとりながらね。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
合宿の懇親会で50歳のお祝いをしてもらいました!
サプライズすぎてマジびっくり!!
素敵なプレゼントもいただき、ぐっすり眠れそうです。
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