SLAM DANK

沖縄で開催されたワールドカップバスケットボール。見事、パリオリンピックの出場が決定しました。
初戦のドイツ戦は観ることができませんでしたが、他の試合はすべて観戦しました。まさか3勝するとは、僕がバスケをしていたころには考えられなかったことです。
小学生から高校までの9年間、バスケ部に所属していました。
山形でも強豪校に在籍してまして、こう見えて意外と活躍していたんですよ。
高校生の時に連載が始まった『SLAM DUNK』。
初めて読んだとき、特にシュートフォームの絵が美しすぎて感動したことを覚えています。当時のバスケ漫画って一般的にはあまり上手ではなかったんです。たとえば、ダッシュ勝平とか。
キャラクターも魅力的で、試合の展開も面白く、モデルにされていると噂されている人も身近にいました。全盛時代の能代工業がモデルだったのも、共感できる要素で、どんどんのめり込んでいった。
しかし、やはり一部「これは漫画だな」と感じる部分もありました。当時は高校生でダンクする人は稀だったからです。
それが今の高校生たちは平気でダンクをする。30年の時が流れ、漫画の世界が現実になったようです。
以前、YAWARA!の作者、浦沢直樹さんが話していました。主人公の「柔ちゃん」を描いていたら、現実に谷亮子のようなアスリートが登場した。漫画にはそういう力があると。
漫画家にはぶっ飛んだストーリーやキャラクターをたくさん書いてほしいです。そう考えると、二刀流で圧倒的な実力を持つ大谷翔平のような人は、漫画家の想像を超えた存在、まるで宇宙人のようだと言えるんでしょうね。
9月2日、運命のカーポベルデ戦。
試合開始前にWANDSの「世界が終わるまでは」が流れました。
アニメ『SLAM DUNK』のエンディングテーマです。
そして試合終了後に流れたのは、10-FEETの「第ゼロ感」。
映画『THE FIRST SLAM DUNK』の主題歌で、めっちゃかっこいい曲です。僕も会場で”ウォーウォウオーオ”ってやりたかった!
確かに両方とも素晴らしい曲です。でも、僕にとってはもう一つ、印象に残っている曲があります。
「煌めく瞬間に捕われて」
WANDSの「世界が終わるまでは」の後にエンディングテーマに選ばれた曲です。前曲のインパクトが強すぎて、この曲の存在感薄れてしまっていますが、すごく素敵な曲です。
  煌めく瞬間に捕らわれて 夢中でいたい
  後悔する 素敵じゃない 一人じゃない wow
  あふれだす涙が 美しければ
  人はまた 終わらぬ旅に 時を費やせるから

この曲が流れていたのは大学生の時。
地元の山形を離れて、横浜で一人暮らしをしていました。
2階建て6畳のアパート。風呂はあったけどクーラーはない1Kの部屋。
高校生まであれだけ頑張っていたバスケも辞め、勉強もしないでバイトとサークルと合コンに明け暮れた日々。
どんどんダメになっていく自分を止めることができなかった。
その時の情景が鮮明に思い出されます。
音楽にはそういう力がある。
「後悔する」ことは、実は素敵なことなのかもしれませんね。
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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
YouTubeミュージックから突然流れてきた「煌めく瞬間に捕われて」
大黒摩季だと思っていたけど違った。
MANISH!
そういえばそうだった。
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