悪魔の数字

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新約聖書・ヨハネの黙示録』13章18節
「思慮ある者はその獣の数字を数えなさい。その数字は人間の数字であり、その数字は六百六十六である」

この聖書の記述により、「666」は“獣＝反キリスト”を象徴する数字とされ、西洋圏では「不吉」「悪魔の数字」として忌避される傾向がある。

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今年の正月に体重計に乗った。

表示された数字は「66.6kg」。
ちょっと不吉に感じた。
まるで今年の流れを暗示するように・・・

しかし本当にそうなるのだろうか？
僕たちは「数字」や「意味づけ」に、僕たちは思った以上に縛られていると思う。
たとえば、「4」という数字は「死」を連想して、敬遠されがちだ。
でも『四季』は、自然のリズムをつくるし、
『四つ葉のクローバー』は、幸運の象徴。
「4」は、“終わり”ではなく、“始まりの準備”かもしれない。

これまで僕は、
仕事も、家族も、プライベートも、
すべてのバランスをどうにか保ち続けようとしてきた。
揺らぎそうになれば立て直し、崩れかければ修正し、
“整えて進む”ことが、美徳だと思っていた。

けれど今年は、あえてバランスを取らないという選択をしている。
66.6kgという数字が年の初めに出たことも、少なからず影響している。
崩れてもいい。変わってもいい。
そこから新しい流れが始まる気がしたからだ。

「666」という数字はスピリチュアルな意味だと

　・調和と再調整のサイン
　　→ バランスの見直し、価値観の転換点
　・新しいサイクルの始まり
　　→ 終わりではなく「移行・変化・成長の前兆」

数字学では、「6」は調和・家庭・責任・奉仕を象徴する。
その“極まり”ともいえる「666」は、人間らしさや不完全さの象徴とも言われている。
つまり──
「人間として、どう在るか」を問い直すタイミングなのかもしれない。

「666」という数字も「4」にまつわるイメージも、
最初は少し不安に思えるかもしれない。
でもそこに意味やサインを見出すのはいつだって“自分”だ。

今日、メルマガは666号を迎えた。
これも、何かを手放す合図なのかもしれない。
そして同時に、新しい章が始まるサインでもある。

バランスを保つことも大切だけど、
ときには「揺らぐことを受け入れる」。
そんな余白があってこそ、
新しい自分に出会える気がしている。

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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
メルマガの読者様から
「次回666号ですね？666にちなんだネタになるんですか？」
と聞かれたことがきっかけで、「666」をテーマに書いてみました。
思ってもいないテーマに僕自身も発見がありました。
Kさんありがとうございます！
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