おじさん、LUUPを使う
2025年12月10日

はじめてLUUPに乗ったのは、2021年12月のこと。
街中でキックボードで走る姿を見かけるようになってきて、
「一度は体験してみようかな」と思ったのがきっかけだった。
当時の感想は、

・出発するときの加速が怖い
・車線変更が怖い
・思ったよりスピードが出ない

正直、あまり快適とは思えなかった。

あれから4年。
久しぶりに、またLUUPに乗ってみようと思った。
きっかけは、代表取締役・岡井さんの講演を聞いたことだ。

LUUPのミッションは、
「街じゅうを『駅前化』するインフラをつくる」

駅から少し離れた場所でも、
駅前に住むのと同じレベルの快適さを提供することを目指しているという。
そのために、国や自治体とも協力しながら事業を拡大しているらしい。

この考え方に共感した僕は、
「またLUUPを使ってみよう」と思ったのだ。

久しぶりにアプリにログインすると、
再度、交通ルールの試験を受けるようアナウンスが表示された。
どうやらルールがバージョンアップされたらしい。

「簡単なテストだから楽勝でしょ」

と思ってテキストを斜め読みして試験を受けたら、
まさかの2回連続で不合格。

ちゃんと読み直してみると、
普通の交通ルールとは少し違うポイントがあるようだ。
大きな変更点は、

・二段階右折が可能
・歩道の走行は不可
・一方通行でも走行可能（「自転車・軽車両可」の場合）

この変更によって、LUUPの利便性はかなり上がったと感じる。

時速20キロしか出ないLUUPで、
右折レーンまで車と一緒に並ぶのは正直怖いし、
都内は一方通行も多く、以前使ったときは困ることが多かった。

車両もマイナーチェンジしていて、
アクセルは親指で操作するタイプになり、
出発時の加速も、以前よりずいぶんと緩やかになっていた。

料金は、2〜3キロ走ってみて300円程度。
「タクシー使うよりちょっと安いかな」という感覚だ。

最近はステーションも増えてきていて、
どこへ行くにも前より便利になっていると思う。

今の季節も、天気のいい日は本当に気持ちがいい。

新型車両は、座って乗れる3輪タイプもデビューするそうだ。
高齢化社会への対応も見据えているらしい。
確かに、座って乗れるのは楽だよね。

これまで近場の移動で使うことが多かったけれど、
今度は通勤でも使ってみようかな。
調べてみたら会社まで約8キロ。所要時間は30分くらいだった。
料金は時間で計算されるから、700〜800円程度でいけそうだ。

ただ、LUUPって立ちっぱなしなんだよね。
30分って結構長い。
果たして僕の体力は持つだろうか……。

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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。

LUUP、意外とサスペンションが固いんだよね。
あの振動を30分受け続けられるかが心配。
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