愛について考える
2026年01月28日

月に一回、経営者仲間と4時間のMTGを行っている。
EOでフォーラムと呼ばれているものだ。1ヶ月で起こった出来事や心の変化をシェアし合う。
今回はゲストに岩波直樹さんをお呼びした。
経営の現場を知りながら、「人との向き合い方」や「心の扱い方」を言語化してくれる人だ。僕らの対話を一段深いところへ連れていってくれると感じて、今回お願いした。
今回のフォーラムのテーマは「愛」。
自分自身の愛について深掘りしていこう、という時間だった。
そこで課題図書が渡された。
「人生とは長い時間をかけて自分を愛する旅である」
僕のAmazonでは絶対にレコメンドされないタイプの本だ。
本書は、投資家から沖縄のホテルオーナーになった人の物語が軸になっていて、人生と愛をじっくり見つめ直す内容だった。
本の中にこんな言葉があった。「経営者は話すのは得意だが、聞くのは苦手だ」
子どもとの関係が悪くなる親は、子どもの話を聞かずに、親が「良い」と思うことを教えたがるのではないだろうか。まさに僕がそうだった。
これは子どもに限った話ではない。
妻に対しても、社員に対しても、同じことをしていたと思う。
そういう意味では、僕は愛を表現できていなかった、ということになる。
そしてこう続く。「愛とは、他人の関心に関心を寄せること。」
僕は、はっとした。
今まで僕は、他人の関心に本当に関心を寄せていただろうか。
自分の話をしたくて、自分に興味を持ってもらいたくて、
相手の関心に関心を寄せているフリをしていただけじゃないか。
そう思った理由がある。
人の話を聞いている最中、僕の頭は別のことを考えていた。
「ここで何を言えば、相手の関心を引けるだろう」
そんな計算が、会話の最中に勝手に始まっていた。
聞いているようで、僕はずっと自分の番を待っていたのだ。
だからこそ、この一文は痛かった。そして、ありがたかった。
「他人の関心に、関心を向ける」
それを意識してみよう。
そう思ったら、すぐに変化が出た。
「いいアドバイスをしよう」という意識が消えたのだ。
ただ聞く。ちゃんと聞く。
話している側も、「聞いてもらえている」という感覚を得ていると思う。
なぜなら、楽しそうに話しているからだ。
人は誰しも、自分に関心を持ってもらいたい生き物だ。
聞いてもらいたい側から、聞く側へ。
たったそれだけのことなのに、大きな愛を受け取り、受け渡している感覚が生まれる。
そして作者が一番伝えたかったメッセージ。
「自分を愛しなさい」
これは、いわゆる自己愛とは違う。
ありのままの自分を愛する、ということだ。
そのためには、今まで頑張って得たもの、着飾ってきたものを、ひとつずつ落としていく必要がある。
裸ですっぴんになった自分を愛することこそ、幸せな道だと僕は理解した。
451ページという長い旅の後に、
きっとあなたなりの「愛」に、手触りが生まれると思う。
読み終えたあと、世界が少しだけ優しく見えた。
いい本だった。
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今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
ちなみに課題図書はもう一冊あった。
「愛するということ」
また別の出会いがあるかもしれないと思うとワクワクする。
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