弱さを見せる強さ

月一名作会にて「さよならテレビ」を鑑賞してきました。
報道の現場にカメラを入れ、テレビの今を取材したドキュメンタリー映画。
東海テレビ開局60周年記念番組「さよならテレビ」に新たなシーンを加えて映画化したものだそうです。

映画で、報道の使命は
①事件・事故・政治・災害を知らせる
②困っている人(弱者)を助ける
③権力を監視する
ということを掲げています。
しかし、そのどれもが機能していないことが描かれています。

そして出演した3人の主人公。
・自分の意見が言えなくなってしまったアナウンサー
・自分の能力以上を出そうとして事故る派遣社員
・正義感が強すぎて疎まれている記者
それぞれの考えがあり、それぞれの葛藤があり、
出口の見えない苦しみを抱えている。

最初、この企画は、東海テレビにとってデメリットしかないと思いました。
自分たちの恥ずかしい部分をさらけ出して、
ビジネスとして、メディアとして成り立つのだろうか?

でも、観賞後の印象は違います。
この悩みは、誰もが抱える悩みではないだろうか?
それを、さらけ出せる東海テレビは面白い存在だ。
まさに「弱さを見せる強さ」だと感じました。
テレビがダメになったのは、YouTubeのせいでも、スマホのせいでもない。
いいところだけ出そうと傲慢になったからなのだ。

本当は、みんなわかっているんです。
Facebookもいいことしか書かない。
悪いコメントも、暗黙の了解でNG。
弱さを見せている人も、裏には承認欲求がある。
褒められたい。認められたい。かわいそうだと思ってもらいたい。
僕も、結構ある。人一倍(笑)。
でも、「それじゃ、僕らみたいになっちゃうよ!」
そう言っていんじゃないかと。

僕はこの映画を観て、
「正直になれよ!」
って言われた気がするんです。

「わかっていないのに、わかったふりしない」
「間違っていたら、ごめんなさいという」
「ダメな自分を隠さない」

これが「弱さを見せる強さ」なんじゃないかと。
そして、弱さを見せれる人は信頼できる。
そんな世の中になってきたんだなぁ〜って思います。
怖がらず、ダメな自分をさらけ出していこうではないですか!(笑)

今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
やっぱり月一名作会はいいですね。
自分では絶対に選ばない映画を強制的に観る効用ってこういうところにあるんだと思いました。時々、作品空振る時ありますけどね(笑)

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