今治里山スタジアム

岡ちゃんこと、岡田武史氏。
W杯でベスト16に導き、Jリーグでも2回もチャンピオンになっている名将。
今彼は、指導者という道でなく、経営者という道を進んでいる。
FC今治を運営する株式会社今治夢.スポーツの代表取締役として。
岡田さんの講演を聞いてきました。
テーマは「地域創生」
地方の弱小チームを強くして、地域を盛り上げていこうとしている現在進行形の話だった。
彼の夢は、サッカーを通して地域を元気にし、子どもたちに明るい未来を残すこと。
今回、その夢が形となった。
1月29日、彼の夢が詰まったスタジアムがオープンしたのです。
多様性と可変性が共存した新しい形のスタジアム。
『今治里山スタジアム』。
メインのサッカー場の周りには、飲食店やマルシェ、ドックラン、畑などがあり、
サッカーのためだけじゃなく、サッカーを観にくる人も地域の人たちも、
一日中遊べて交流できるというコンセプトになっています。
現在は5,000人の収容人数ですが、J2やJ1に上がった場合に拡張できるような仕様にもなっているそうです。

彼の実績やネットワークを使えば、弱小チームを強くすることなんて簡単じゃないのって思ったのですが、相当苦労があったみたい。
今治は岡田さんにとって縁もゆかりもない土地。
最初は地元の人から猛烈な反対にあったそうです。
でも2年ほどたって、スタジアムが満員になった時、地元の人が喜んでくれて、そこから少しずつ変わっていったんだそうです。
今治FCの最初のスタジアム『ありがとう.サービス夢スタジアム』は3億円かけて作られました。当初は、そんなお金どこにもなかった。
なんとかかき集めて作ったそうです。
そして今回、40億円かけて作ることになった新しいスタジアム。
40億円なんて夢のまた夢。
でも彼は諦めなかった。
そして奇跡が起きた。
「サッカーのためだけじゃなく、地域のみんなが集えて、日常的に楽しめる、そんな新しいスタジアムを作るんだ!」
彼はそう言い続けました。
そしたら、少しずつ応援してくれる人が増えて、いろいろな奇跡も重なり、
『今治里山スタジアム』は誕生したそうです。
改めて気づいたこと。
僕はコロナによって管理的な思考になってしまっていました。
無駄をなくす、残業を減らす、効率的にものごとを進めるということを意識しすぎて、夢を語るということをしてこなかったんじゃないかと。
でかい夢を語ればいいというのではない。
「社長、それは無理だよ」
なんて言葉にも左右されない。
嘘つきで終わらせないようにするのが経営だ。
そして達成するまでやり抜くのが真の経営者だと思った。
岡田さんがポロッといった言葉。
「ホラに近い夢を語っていたら、それに共感する人が増えていった」
実現可能な夢なんかには、誰もついてこないよね。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
今治里山スタジアム、観に行きたいなー。
誰か一緒に行ってくれる人いないかな。
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