未来を語る合宿

先週、千葉の九十九里で幹部合宿を行いました。
例年より1ヶ月早い開催。目的は、来期の事業計画を考えるためです。
今年は少し、やり方を変えてみました。
いつもは「来期の戦略」を立てるところから入るのですが、
今回は 5年後の未来から逆算してみようという試みです。
未来を想像するのは、簡単ではありません。
1年後ならまだイメージできますが、2年後になると。
5年後ともなると、一気に難易度が上がる。
でも、未来を描くのは、経営者の仕事です。
まずは、理念のアップデートから始めました。
Webソリューションを通じて、
お客様と一緒に「想像を超える未来」に出会うこと。
僕たちはこれから、共に成長していく共創型ベンチャー企業を目指します。
これを、僕たちのミッションとすることに決めました。
その後、自社ビジネスの再定義にも取り組みました。
「自分たちの強みは? 弱みは? お客様が本当に望んでいることは?」
「競合の動きは?」
3C分析をベースに、ワークフロー形式で深掘りしていきました。
…が、思った以上に時間がかかり、
予定していた3つのワークフローのうち、できたのはたった1つ。
少し焦りました。
せっかく時間をつくって、みんなで九十九里まで来たのに。
成果物はまだ1つしかない。物足りなさも感じました。
でも同時に、未来を考えるという行為には、それだけ時間がかかるものなのだと、身をもって実感もしました。
こういうときは、無理に進めても意味がない。
残りの2つは翌日に持ち越すことにし、夕食の準備へ。
今回はホテルではなく、コンドミニアム型の宿泊施設を選びました。
もう一つのテーマが「幹部同士のコネクト」。
料理を一緒に作るのも、大切な“仕事”のひとつ。
この日の夕食は、専務特製のちゃんこ鍋。
さらに、新鮮な鯵を捌いてお刺身にしてくれました。
ワイワイと料理をし、みんなで囲む食卓。
自然と笑顔がこぼれ、心がほどけていきました。
食後は、お酒を飲みながら、それぞれの“自分が思い描く未来”について語り合う時間。
熱のこもった話し合いは、なんと深夜2時まで。
寝たのは3時過ぎになったそうです。
1泊2日の合宿は、予定していたカリキュラムの3割しか終わらず、
大きな決定も何ひとつ出なかった。
でも、未来を見て考えるという視点が、みんなの中に芽生えた。
それだけでも、この合宿には十分な意味があったと感じています。
新しい期は10月から始まります。
それまでに、2週間に1度のペースで幹部会を開き、
未来の輪郭を、少しずつ、しかし確かに描いていきます。
どんな未来が描かれていくのか――
今はまだ、不安と期待が入り混じっています。
でも、それが未来の手ざわりなのかもしれません。
---------------------------------------------------------
今週も「週刊秋葉塾」を読んでいただき、ありがとうございます。
今回の合宿では、『個人が成し遂げたい未来』について、各自に用意してきてもらいました。
一人ひとりがどんな未来を描いているのか。 それを知ることは、組織にとってとても大事なことだと、あらためて感じましたね。
---------------------------------------------------------
++++++++++++++++++++++++

+ このブログは毎週水曜日9時の
+ メルマガにて配信しております。
+ ご希望の方はこちらよりご登録ください。
+ ■週刊秋葉塾「昨日より少しマシな自分」

++++++++++++++++++++++++
カテゴリー
BLOG
月一名作会
新卒採用
おしらせ
アーカイブ
  • 2025年7月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

pagetop