<第一話>当社が新卒採用に力を入れる理由

今から5年前。
当社の採用ページから、一通のメールが届きました。
それは、来春入社を希望する大学生からの入社を希望するメールでした。
当時、当社では即戦力の中途採用に力を入れておりました。
ただ、以前から新卒採用には興味があり、門戸だけは開いていたのです。
「社長!新卒の入社希望者が、エントリーフォームから応募してきました!」
「会社説明会を開きたいのですが、やってもらってもいいですか?」
そう専務に言われ、急遽会社説明会資料を作成し、
1対1の会社説明会を開催しました。
説明会に来てくれたのは、非常にやる気のある、前向きな学生。
評価は良かったのですが、
われわれは内定を出すことをすごく迷いました。
理由は、2つあります。
1つ目は、デザイナーの採用実績はあったのですが、ディレクターの採用実績はあまりなかったこと。
そして、もう一つは、新卒生がモノになるのに3年はかかると思ったからです。
当時は、目の前の売上を上げることに必死でした(今ももちろん目の前の売上上げること頑張っています)。
だから、1年間は完全にコストとなる新卒者を受け入れられるか不安でした。
また、みんな現場の仕事で忙しいのに、ちゃんと教育できるのだろうか?
即戦力しか採用したことのないわれわれは、考えれば考えるほど悩んでしまいました。
しかし、よくよく考えれば応募してきた本人の方が不安なはずです。
自分の人生をわれわれのような中小企業に託すわけですから。
役員で議論を重ね、結論としては
「大切に育てよう!」
これだけを決めて、彼女に内定を出し、入社してもらうことになりました。
実際に新卒者を受け入れてみて、
新入社員研修やOJTなど、いろいろなことが初めて。
彼女自身も1名の採用だったため、同期がいない寂しさもあったと思います。
お互いが試行錯誤の連続。
今考えると、よく乗り越えたなと思います。
全くの未経験だった彼女も、1年業務に触れることにより、ひととおりのことを理解しました。
入社してから2年目に突入したあたりからでしょうか?
ちょっと様子が変わってきました。
「ん?新卒者っていいかもしれない」
何となくですが、中途の人よりも成長力が違うように思えてきたのです。
理由は、非常に素直であること。
成長のエサは素直さです。
中途採用の人にはない素直さが新卒者にはあります。
そして、会社の理念に共感している点。
これも、成長を後押ししてくれていると思います。
3年目になると、この思いは確信に変わります。
「中途採用は止めて、新卒採用に切り替えよう!」
そう決断し、2年ぶりに新卒の採用活動を再開したのが2014年。
リクナビ・マイナビを使い会社をPR。
自社で採用専用サイトを構築し、
2015年度4名、2016年度3名の新卒者を採用することになりました。
(この採用専用サイトは当社の主力商品にもなっています→RBOXへリンク)
採用というのはご縁です。
いい人との出会いは、会社を変えてくれます。
当社の採用スタンスを変えた一通のエントリーメール。
ここから会社は動き出します。

第二話に続く>

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