期待していた日本バスケ

日本バスケのオリンピックが終わりました。
3戦全敗。対戦する相手は全て格上。
スペイン(2019年W杯優勝)、アルゼンチン(2019年W杯準優勝)、スロベニア(ランキング7位)、日本(48位)。
厳しいとは思っていましたが、直前の練習試合で、ベルギー代表に87-57、フランスには81-75と競り勝っていましたからもしかしたら?と思ってしまっていました。
内容は点差以上のもの。一番の違いはディフェンス力でした。外国人選手があんなにディフェンスがいいとは思っていなかったのでびっくりです。
日本のBリーグで活躍するガードの選手(冨樫や田中)が、1対1で全然抜けないのです。これでは勝負になりません。逆に彼らがスピードで負けるシーンが目立ちました。
世界との違いを見せつけられた今回の大会。同じようなことがサッカーWカップでもありました。初出場したフランスワールドカップ。この時も3戦全敗。1998年のことです。
その後、
2002年日韓W杯 ベスト16
2006年ドイツ 予選敗退
2010年南アフリカ ベスト16
2014年ブラジル 予選敗退
2018年ロシア ベスト16
と世界との闘い方を学び、技術とフィジカルを向上させ、海外で活躍する選手も増えていきました。
ちなみにJリーグが発足したのが1993年。その5年後にW杯初出場。
Bリーグが発足したのが2015年。その6年後が今回の東京オリンピックです。
海外で活躍する選手が出てくると、それを追うように海外にでる選手が増えていきます。
大リーグでは野茂英雄。Jリーグではカズや中田がそうです。
バスケでは田臥が2004年に日本人初のNBA選手になりましたが、八村がNBA選手になるまで15年空いてしまいました。ただ、渡邊が2020年にNBA選手になっていたり、馬場がオーストラリアリーグで活躍していたりと、日本バスケも海外で活躍する選手が増えています。
若い世代でも、3on3で活躍した富永はアメリカの大学に進学していますし、田中力はアメリカの高校で頑張っています。日本でも八村の弟や河村勇輝といった期待できる若手が育ってきています。
NBA選手が二人もいるのだからちょっとはやれるんじゃないかって思った今回のオリンピック。こうして振り返ってみるとまだまだ日本バスケの世界の歴史は浅いのです。
サッカーの歴史と同じなら、これから10年が面白くなってくるでしょう。
ちょっと長い目で見てあげようじゃないですか。
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今週も週刊秋葉塾をお読みいただきましてありがとうございました。
過去の日本代表の試合と比べると10点差というのは大きな進歩なんですよね。
今までは後半まともに試合してもらえなかったんですから。
期待しちゃうな〜日本バスケ。
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